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今週のユーコンNews: July 29 – August 4, 2020

【今週の一枚】ファイヤーウィードにとまる蝶。ピンクと黒のコントラストが綺麗です。先週末はユーコンでも日中の気温が29度まで上がるなど、人も動物も昆虫も皆全てがユーコンの夏を楽しんでいました。

【気象】シベリアからの煙霧に包まれる

先週木曜日、ホワイトホースの街全体が煙霧に包まれました。今年は例年になく雨が多い影響で山火事も少ないのになぜ?と思われた方もいたかもしれないのですが実はこの煙霧の原因は遥か離れたシベリアから。今年は特に北極圏を中心に記録的な暑さに見舞われロシア極東のベルホヤンスクでは史上最高の38度を記録しました。こうした連日の記録的な暑さの影響から今年4月にシベリアで発生した山火事は今もなお鎮火されていない状況です。北半球では東に向かって風が吹く傾向にあることから今回シベリアでの山火事によって発生した煙霧がアラスカからユーコンを通り抜けノースウェスト準州へと流れているとのこと。この夏いっぱいはシベリアからの煙霧が続きそうです。

Smoke from Siberia is clouding up the skies in Yukon, N.W.T.

by CBC Yukon

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【薬物】オピオイド関連死が2倍に、コロナが影響

ユーコンコロナ―サービス(検死局)によると今年に入りユーコン準州内で13人が薬物の過剰摂取により死亡し、うち6人は6月ひと月の間に亡くなったと発表。そしてそのほとんどがオピオイド(※)関連によるものでした。この数は2016年にオピオイド関連死がユーコン内で増えて以降、それまでの年平均の倍にあたりうち9人が先住民と圧倒的に大きな割合を占めています。こうした背景には今回のパンデミックが大きく影響しているとされ、緊急事態宣言によりできる限り屋内で過ごし人との距離が生まれたことで孤独を感じた人が薬物に救いを求めてしまったと考えられています。※オピオイドとは鎮痛薬のことでこの乱用によって毎年カナダでは数千人が命を落とし2017年にはアメリカでオピオイド・クライシス(オピオイド危機)に対する非常事態宣言が発令されました。

As opioid-related deaths in Yukon double, officials say COVID-19 pandemic is amplifying the crisis

by CBC Yukon

【COVID-19】州外からの観光客がコロナ陽性で州が注意喚起

先週金曜日、ユーコン準州政府は州内で何人かがコロナウィルスに接触した可能性があると発表しました。これは先週木曜日に他州(州は未公表)からユーコンへ旅行した2名が該当の州に戻った後にコロナウィルス検査の結果、陽性とされたことによるものです。州政府によればこれによる感染のリスクは極めて低いとしていますが以下、接触した可能性のある該当箇所、日時に訪れた方は各自体調に注視してください。ユーコン準州政府のコロナ関連の専用ページはこちらからご覧いただけます。

接触した可能性のある場所と日時:
ドーソンシティー(7月20日~22日)
ホワイトホース市内
Integra Tire(7月20日午前中)
Walmart(7月23日午前中)

Yukon warns of possible COVID-19 exposure in Whitehorse, Dawson City

by CBC Yukon

【COVID-19】ユーコン準州で第3段階(Phase 3)が開始

ユーコン準州は8月1日にCOVID-19に関連したリカバリープラン(経済再開計画)の第3段階に入り、3-5世帯の集まりが許可(全体の人数は10-15人以下に限る)された他、バーでのライブミュージック等も再開が許可されました。また各種スポーツの実施も今冬に再開される見通しです。ユーコンではパンデミック以降これまで3万人以上の人が他州から訪れていますが4月末以来、他州での感染者を除くと州内での感染者の数は依然として0人のまま。ただ、これで安心することなく州政府が推進するSafe 6を一人一人がしっかりと守ることが大切です。

Social bubbles to expand, seated gatherings allowed as Yukon enters Phase 3 of COVID-19 reopening

by Yukon News

【交通】エアノースが2020年ベストエアラインに選出

ホワイトホースに本社を置くユーコンの航空会社、エアノースがトリップアドバイザーの2020年ベストエアライン(カナダ)並びにスペシャルティエアライン(北米)に選ばれました。この選出は2019年の一年間にトリップアドバイザーのユーザーによるレビューに基づいたものでエアノースがベストエアラインに選出されたのは今回が初、スペシャルティエアラインに選ばれたのは去年に続き今回が2回目です。また、オーナー(一部)が先住民の極北地域の航空会社としては初めてベストエアラインに選出されました。エアノースと言えばホワイトホースーバンクーバー間の約2時間という短いフライトでも提供される軽食と暖かいクッキー、そして質の高いカスタマーサービスが地元民の間でも好評です。身近な航空会社がカナダ一に選ばれたことは非常に明るく嬉しいニュースですね。あとは近い将来安心して他州、他国に旅行ができる日が来るのを待つばかりです。

Air North named best airline

by Yukon News

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