ユーコンなび食道

【ユーコンで作る日本食】嫌いな人はいない?もはや国民食の唐揚げ

日本食ってやっぱり美味しいですよね。

海外居住者で日本に帰るたびに同じようなことを痛感する人は少なくないはず。生活の基本となる食は海外で生活する上でとても重要な要素の一つではないかと思います。ただこの人口4万人のユーコンで日本人の舌に合う食材や、手に入る日本の食材が限られているのも事実です。そんな中でも現地に住む私たちが何とか趣向を凝らしながら実際に作っている日本食をご紹介していきたいと思います。

ユーコンでできる「唐揚げ」のレシピ

材料一覧

鶏肉 300g

<下味用>
塩・胡椒 適量
カレーパウダー 適量
醤油 大1
ごま油 大1
たまご一個
*すりおろしニンニク 大1
小麦粉 大1

<ころも用>
片栗粉 大2
*パン粉 大1

*すりおろしニンニクについて
日本ではニンニクや生姜などの様々な材料のチューブが販売されていますが、こちらでは瓶詰めは見かけるものの加工(お酢が入っていたり等)されていたりとなかなか求めているものがありません。そのため我が家では生ニンニクや生姜をまとめて購入しすりおろしニンニクや生姜を一度に作って保管して使用しています。様々な料理に使うことができ冷蔵庫に常備しておくと何かと便利です。

*パン粉について
なくても問題ありませんが少し混ぜると、ころもがよりサクサクになるためおすすめです。

工程のポイント

こちらのスーパーで売っている鶏肉は基本的には骨がついたままなので、まずはこの骨を取り除く作業から唐揚げ作りが始まります。始めは面倒かもしれませんが、慣れればすぐにできるようになります。

この骨を取り除く作業をしていると、骨の他に軟骨が付いています。この軟骨を取り除いて「軟骨の唐揚げ」を作ることもできます。

さらに、取り除いた骨から出汁を取りオリジナルの鳥骨(鶏ガラ)ラーメンを作ることもできます。濃厚ですが豚骨スープよりもさっぱりしていてとても美味しいです。自分で作るのは面倒くさいけど鳥骨(鶏ガラ)で出汁を取ったラーメンを試してみたいという方は、バンクーバーのロブソンストリート沿い、バンクーバー図書館前にあるまる玉ラーメンがおすすめです。バンクーバーに行かれる際には是非足を運んでみてください。

最近日本では唐揚げを注文すると「もも肉」か「むね肉」を選べるようなお店も増えてきているようですが、個人的には脂分が多くジューシーな「もも肉」が好きです。

おいしくなるコツ

おいしくなるコツとして骨を取り除いた肉を切り分けるときに適当にぶつ切りするのではなく、少し長方形になるように切り分けることがポイントです。

理由は写真のようにころもをつける際に皮を外側にして中身を包み込むようにして丸めるためです。

このようにお団子型に形成することで揚げるときに内部に肉汁がたまり、よりジューシーな唐揚げに仕上がります。少し手間はかかりますが仕上がりが格段に違います!是非試してみてください。

作り方まとめ

①鶏肉の骨を取り除き、唐揚げ用のサイズに切り分ける

②切り分けた鶏肉をボウルやジップロックで下味用調味料と合わせて揉み込む

③下味をつけた鶏肉にころもをまぶして揚げる。180度で4〜5分

④油から上げた後、中に十分火を通すために5分ほど休ませる

⑤盛り付けて完成

ご意見、ご感想、リクエストなどコメント欄に書いていただけると嬉しいです。

最後までご覧頂きありがとうございました

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