ユーコンで作る日本食

【ユーコンで作る日本食】朝食に、おつまみに!脇役のエース、だし巻卵

日本食ってやっぱり美味しいですよね。

海外居住者で日本に帰るたびに同じようなことを痛感する人は少なくないはず。生活の基本となる食は海外で生活する上でとても重要な要素の一つではないかと思います。ただこの人口4万人のユーコンで日本人の舌に合う食材や、手に入る日本の食材が限られているのも事実です。そんな中でも現地に住む私たちが何とか趣向を凝らしながら実際に作っている日本食をご紹介していきたいと思います。

ユーコンで出来る「だし巻卵」のレシピ

材料一覧

たまご 3個
*出汁 120ml
醤油 小1
砂糖 大1

レシピサイトなどを見るとみりんが材料に含まれていることがほとんどだと思いますが、ユーコンでみりんは手に入らない(厳密に言うと一部スーパーで手に入りますが、日常的に使用するにはとても高額なオーガニックみりん)になってしまいます。

*出汁(だし)について
日本で時短料理に欠かせないアイテムの一つは出汁パウダーだと思いますが、残念ながらユーコンでは出汁パウダーは手に入りません(2019年9月現在)。ただ、干し椎茸 (Roosterという鶏のマークのスーパーストアPB商品が安くておすすめです)であればユーコンでも手に入りますのでそこから出汁を取るのがいいと思います。この干し椎茸を使うと煮物も簡単に作ることができますので、煮物については日を改めて公開したいと思います。

我が家では出汁パウダーを使用する場面も多いです。日本から送ってもらうこともあるのですがバンクーバー(実際には空港のあるリッチモンド市)にある日系スーパーマーケットIZUMIYAでバンクーバーに行く際に納豆などと一緒にまとめて購入することが多いです。このスーパーではユーコンでは手に入らない日本食材を始め、お弁当や日本の本、雑貨なども多数置いてあり我が家ではバンクーバーに行く際には立ち寄り必須なスーパーです。空港からも近く、 乗り継ぎ時間を利用して行くことも十分に可能なので機会があれば是非一度足を運んでみてください。ただ、空港から近いものの交通の便はそれほど良くないため個人的にはcar2goというカーシェアリングを利用することをおすすめします。事前に登録さえ済ませておけば携帯アプリ一つで使用開始できるためレンタカーよりも気軽に利用できるので便利なサービスです。

工程のポイント

これは卵料理全般に共通していることだと思いますが、フライパンの温度とスピード感が全てです。特にこの出汁巻卵に対してはその両方が必要です。これだけ聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、実際にはとても簡単にできるので気軽にトライしてみてください。

おいしくなるコツ

卵を注いだ際に写真のように全体に泡ができていれば、フライパンが十分に温まっていて、卵がくっつかない状態に仕上がっているサインです。

ここからはひたすら卵を巻く作業に徹します。表面が半熟くらいの時に素早く巻いてしまうことが断面を層にしないポイントです。

フライパン一面に卵が行き渡るように、注いだら素早くその前に巻いた卵になじませるようにします。

出汁の濃さや砂糖の量は好みに合わせてアレンジしてみてください。

作り方まとめ

①材料をよく混ぜ合わせる

②卵がくっつかないようにフライパンをよく温める

③フライパンが温まったら、卵を注ぎ徐々に巻き上げていく

④全て巻き上がったらラップに包み冷蔵庫で休ませる

⑤好みのサイズにカットし大根おろしなどを添えて完成

ご意見、ご感想、リクエストなどコメント欄に書いていただけると嬉しいです。

最後までご覧頂きありがとうございました

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