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忘れてない?カナダ渡航に必須のeTA申請

カナダ渡航に必須なeTA申請

とにかくこれがないとカナダに入国できない!カナダ入国の際に必須のeTAの申請、取得についてまとめてみました。

eTAとは

・空路で入国する際に必須

eTA=電子渡航認証システムのことで2016年3月以降カナダ入国ビザが必要ない外国籍の旅行者(日本国籍保持者はこれに該当)がカナダに空路で入国するにあたって申請が義務付けられ、事前にeTAをオンライン申請していないと入国できなくなりました。

申請の時に保持しているパスポートと紐づけられるのでカードの郵送などはなく基本的には即日で(または数日以内で)発行されることが多いのですが、万が一のために余裕をもって事前に申請をしておかないと出発日までに間に合わず入国そのものができない場合もあるのでカナダ渡航が決まったらすぐに申請の準備を始めましょう!

eTAが必要な人は?

「カナダに空路で入国する人」が対象です。

公式ウェブサイトによると下記のようにeTAが免除される対象として

eTA exemptions

Travellers with valid status in Canada (e.g. visitor, student or worker) who re-enters Canada after only visiting the United States or St. Pierre and Miquelon.

eTA免除
「カナダで有効なビザ(観光ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデーなどの就労ビザ)を所持している人がカナダからアメリカ等を訪れカナダに再入国する場合」

との記載がありますが日本から渡航する場合は再入国に該当しないため、基本的に日本から空路でカナダへの入国を予定している人はeTAを取得しましょう。

eTAについて知っておきたい4つのこと

1. 空路でカナダに入国する際に必要

2. 申請料は7カナダドル(2020年9月現在)

3. 事前のオンライン申請が必要

4. 有効期限は5年。所有するパスポートの有効期限が5年以下の場合はその有効期限に合わせて発行される

カナダ政府のeTAに関するYouTubeの動画がございますのでご確認ください。

https://youtube.com/watch?v=27dZGkUS5F8%3Ffeature%3Doembed%26start%26end%26wmode%3Dopaque%26loop%3D0%26controls%3D1%26mute%3D0%26rel%3D0%26modestbranding%3D0

陸路でアメリカに行く場合は?

空路で、と記載があるけれど実際に空路以外での入国方法はあるのか?と思うかもしれませんがユーコン準州があるのはアラスカのあるアメリカ合衆国の隣。ホワイトホースから一番近い国境までは車で2時間程で到着します。

・陸路での国境越え

アラスカにあるスカグウェイやヘインズという町に車で行くときには陸路で国境越えをすることになるのですが、この場合陸路での(帰ってくる際カナダへの)入国となるのでeTAの申請は必要ありません。ただし、パスポートと有効期限内のビザは忘れずに!

また、アメリカ側の移民局ではパスポートの提示とアメリカ入国の際に必要なI-94Wという緑色のフォーム(Visa Waiver Program(ビザ免除プログラム)が適用される国(日本含む)の旅行者用で、有効期間90日)への記入+6アメリカドルの支払いが必要です。

※カナダ同様にアメリカ入国に関しても陸路の場合は通常必要とされるESTAの申請は不要ですが既にESTAを取得している場合はI-94Wフォームへの記入は必要ないようです。

ESTAに関して詳しくはこちら(公式ウェブサイト)をご参照ください。
→画面右上の国旗マークから日本語を選択することができます。

eTAの申請時に必要なもの

申請時には

・有効期限内のパスポート

・申請料7カナダドルを支払うためのクレジットカードまたはデビットカードなど

・Eメールアドレス

が必要です。

申請は下記リンク(公式ウェブサイト)から日本語での申請が可能。

https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta/apply-ja.html

eTAについて調べているとたまに申請代行等のウェブサイトに行き着くことがありますが、手数料を取られてしまうこともあるので注意が必要です。公式サイトでは全て日本語で申請ができますのでそこから直接申請することをおすすめします。

・万全の準備でカナダへ!

尚、公式のページには

「必ず直ちに領収書を印刷して下さい。後日印刷はできませんし、領収書も送付されません。」

と記載があるので領収証が必要な場合は発行され次第すぐに印刷をしましょう。

また、即日承認されない場合もあるのでカナダ渡航が決まったらある程度時間の余裕を持って申請することをお勧めします!

最後までご覧頂きありがとうございました

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