ユーコンノミニー

COVID-19に伴うユーコンノミニープラグラムの変更点

ユーコンノミニープログラム変更点 コロナ

解雇の際のレターについての変更点

Yukon nominees who experience lay offs or reduced work hours will not be issued the standard 90-day notice to find new employment.

「解雇または勤務時間数削減となったユーコンノミニーに対し、新しいサポート先を見つけるまでの期間に通常発行されるレター(90日間の通知)を発行しない」

https://yukon.ca/en/news/new-financial-support-yukon-businesses-and-workers

これにより、通常であれば職を失った場合等にユーコンノミニー(※)の状態を保持するため90日以内に次のサポート先を探さなければいけない旨が記載されたレターは発行されません。具体的な期間等は明らかにされていませんが失職日から90日間を越えた場合でも次に何らかの発表があるまで当面の間はこのルールが適用されることになります。

※ユーコンノミニーとは州政府へ必要申請書類を提出し州によってノミネートされている人のことです。

再雇用の際の変更点と給付金について

また、ユーコン準州経済開発省による発表によると

New program applications for original employment won’t be required once COVID-19 blows over. 

「COVID-19が収まってから元の雇用先に戻る場合には(90日間を過ぎた場合でも)新たな申請書類は求められない」

https://www.yukon-news.com/news/yg-rolls-out-relief-measures-for-businesses-tenants/

としています。このため、現在一時的に解雇されていても情勢が収まった後に元のサポート先に戻る場合は新たに一から書類を用意する必要はありません。ただ、こうした適用はあくまでも一時的なことでありすぐに新たなルール等が発表されることも考えられますので最新情報はニュースまたはユーコン準州政府のウェブサイト上で必ず確認して頂きたいと思います。

ユーコン準州政府公式ウェブサイト( COVID-19 専用ページ)

また、COVID-19に伴って職を失った人や在宅待機を余技なくされた人を対象とした経済的なサポートであるCERB(Canada Emergency Response Benefit)も近く(4月初め)オンラインで詳細と共に申請が可能になる見通しで連邦政府によればオンライン申請後10日以内に受給が開始されるとのことです。これにより受給対象者には最大4か月間、月2000ドルが支給されることになります。尚、既にEI(雇用保険)の受給が開始されている人はCERBに申請できませんが、EIに申請したもののまだ受給が開始されていない人は申請対象となります。

カナダ連邦政府公式ホームページ(CERB記載ページ)YNP Application Handbook(2020年3月改訂版)ダウンロードはこちら

ユーコンなびではカナダのビザ取得に関するアドバイス、ご質問への返答につきましてはお答えすることができません。これらのご質問等につきましてはImmigration Consultants of Canada Regulatory Council (ICCRC)によって定められた認定の移民コンサルタントもしくは弁護士にお問い合わせください。

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