海外生活に限らず旅行などで海外に行くと多湿な日本と比べて乾燥を感じることがあると思います。カナダも例外ではなくここユーコンは西海岸までそれほど遠くないため内陸部に比べると一年を通して湿度がある方ですがやはり秋冬は非常に乾燥します。そんなとき気になるのは肌の調子。そのため基礎化粧品はとても大事な存在です。ホワイトホースは大きなスーパーやドラッグストアも一通りはそろっているためたいていのものは手に入りますがオーガニックや自然派の商品はまだまだ少ない方だと思います。今はインターネットで何でも手に入る時代ですがいざという時に身近な所で手に入るアイテムがあるととっても心強い(とくにユーコンの真冬は化粧品が凍って郵送されてくるので要注意)。ということで今回はホワイトホースで手に入るできる限りナチュラル且つリーズナブルなスキンケア商品を独断と偏見でご紹介します!
化粧落とし編
・Bioderma(ビオデルマ)Sébium H2O
1977年にフランスで誕生。「Biology(生物学)+Dermatology(皮膚科学)」が名前の由来となっているビオデルマは日本でも購入することのできる敏感肌にも対応したスキンケアブランドです。ふき取り化粧水(ミセラーウォーター)の元祖ともいわれ、この商品は混合肌用です。他にも敏感肌用、敏感乾燥肌用があります。リーズナブルとはやや言い難いお値段なのですが店頭でセールになることもあり個人的な感想としては他のふき取り化粧水に比べて圧倒的に素早く&きれいにメイクが落ちるのでおすすめです。香りはそこまで強くなく、フローラル系のさわやかな香り。
ホワイトホースではショッパーズドラッグストアにて購入可能
・Yes To (イエストゥ) Tomatoes Micellar Cleansing Water
2000年前後にイスラエルで誕生(現在はカリフォルニア拠点)。野菜を主な成分として使用し、95%ナチュラルな成分を使用しているとのことです。実はまだこのふき取り化粧水は使用したことがないのですが自然派スキンケアの中でも最近よく目にするようになり比較的価格もリーズナブルなため取り上げました。近いうち実際に試してみたいと思います。
ホワイトホースではショッパーズドラッグストア、ウォルマートなどにて購入可能
・St. Ives (セントアイブス) Green Tea Cleanser
1955年にアメリカで誕生(2010年からユニリーバの傘下)。100%自然由来の抽出成分を使用。アプリコットスクラブで有名なセントアイブスですが、隠れ名品だと思うのがこの洗顔料。グリーンティーのさっぱりとした香りとミントのようなすっきりとした洗い心地が気持ちよく何より一本200mで6ドル前後と非常にリーズナブルです。
ホワイトホースではショッパーズドラッグストア、ウォルマートなどにて購入可能
化粧水編
・Thayers(セイヤーズ)Natural Remedies Facial Toner
1847年にアメリカで誕生。セイヤー医学博士が開業したドラッグストアから始まった自然派ブランドでWitch Hazelという商品名の毛穴引き締め効果のあるこの収れん化粧水(Toner)で知られています(Witch Hazelは収れん効果が高いと言われるハーブの名前)。アルコール使用&不使用を含めて様々な香りがあり今までにアルコール不使用のローズ、キューカンバー、無香料を試しましたがどれも使い心地がよかったです。ローズとキューカンバーはそこまで香りがきつくないため毎日使いやすく、無香料は香りが強めのオイルなどを使用しているときに併用すると最適です。
ホワイトホースではウォルマート、Save On Foods、Riverside Groceryなどにて購入可能
・Andalou Naturals(アンダルーナチュラルズ)Toner
1989年にアメリカで誕生。果物や植物の持つ幹細胞に着目したオーガニックスキンケアブランドでビューティー系のブランドとして初めてNon-GMO(非遺伝子組み換え)商品として認証されました。化粧水としてはローズ(ピンク色)、クレメンタイン(オレンジ色)、ブロッサム(紫色)を試しましたが個人的なおすすめは柑橘系のさっぱりとしたクレメンタイン。朝起きてすぐに使用するのにぴったりです。ローズはセイヤーズのローズよりも香りが強く(あくまで自然な香りですが)ノンアルコールではないためか肌が慣れるまでの数回はややぴりっとした使い心地でした。決してシーズブルとは言えない価格のためインディペンデントストアでたまにセールになるときを狙って買うことが多いです。ちなみにバンクーバーではホールフーズなどでフルラインで購入することができます。ヘアケアもおすすめ。
ホワイトホースではインディペンデントストア、Riverside Groceryなどにて購入可能
オイル編
・Nuxe(ニュクス)Multi-Purpose Dry Oil
1989年にフランスで誕生。「Nature(自然)とLuxury(贅沢)をブレンドしたブランドネーム」と謳われていてこのオイルは植物由来の成分を80%使用。顔、髪、体とどこにでも使うことができるので一本あると便利だと思います。ドライオイルのためべたつかないところもいいのですが香りがかなり強いため好き嫌いは分かれると思います。個人的には生花のような香りが徐々にくせになってきて好きです(1本使い終わると一度間をおきたくなるのですがまた戻ってきたくなるような、そんな香りです。)
ホワイトホースではショッパーズドラッグストアにて購入可能
・Bio-Oil(バイオオイル)
1954年に前身の会社が南アフリカでドイツ人によって誕生。日本ではBioilという名称のもと異なる成分で売られていて妊娠線や傷跡に効果があると一時期話題になりましたが他にもエイジングケアや保湿にも効果があるといわれています。傷跡の自然治癒力に着目しているとのことですが成分としては自然派を謳っているブランドではありません。ただ、オイルなのにとてもさっぱりとした使い心地のため顔だけでなく全身に使うことができ値段もリーズナブルなのでおすすめです。香りはNuxeに比べるとそこまで強くなく柑橘系(グレープフルーツ)の優しい香り。
ホワイトホースではショッパーズドラッグストア、ウォルマートなどにて購入可能
クリーム編
・St. Ives Collagen and Elastin Moisturizer
上の洗顔料と同じセントアイブスの保湿クリームです。ただこのクリームに関しては自然由来とは記載があるものの具体的な割合などが記載されていないのでどれ程ナチュラルなのかは正直分かりません。ただこれまた150mで4ドル前後と非常にリーズナブルなため特に乾燥する季節は量を気にせずに使うことができ何より保湿効果も高いのでおすすめです。個人的には朝用として使うことが多いです。香りはそこまで強くなくフレッシュな香り。
ホワイトホースではショッパーズドラッグストアにて購入可能
・Nivea pure & natural(ニベアピュア&ナチュラル)
1882年にドイツで誕生。言わずと知れたニベアブランドの自然派ラインで95%自然由来の成分を使用。なかなかセールにならないのが難点?ですが、それでも一つ(30g)10ドル前後と自然派クリームとしては非常にリーズナブルだと思います。日中用と夜用があり2つ購入しても20ドル前後で個人差もあると思いますがこの2つで半年近くはもちます。ホワイトホースに来てから色々試しても結局最後はこのクリームに戻る、という程個人的にイチ押しクリームです。べたつき感はないのに一日中&朝までしっかりと保湿されています。通常のニベアクリームとは異なり控えめでさわやかな香り。同じラインのハンドクリームやボディークリームもおすすめ。
ホワイトホースではスーパーストア、ショッパーズドラッグストア、ウォルマートなどにて購入可能
こうして見てみるとホワイトホースでも実は結構手に入ることに気が付きました。今日取り上げたのはあくまで独断と偏見に基づくもので特に香りに関しては個人差があると思いますが少しでも参考になれば幸いです。他にもホワイトホースにはメイドインユーコンの石鹸など、ナチュラル指向なものが増えてきていますのでまた別の機会にご紹介したいと思います!
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